体育祭の盛り髪ヘアは3年生の特権!?進化する体育祭ヘアについて考えてみた

5月、6月は体育祭シーズンで、シェルズにも体育祭の盛り髪ヘア希望の高校生のご予約が増えます。

そこで予約してくるのは高3のお客様が多いので、なぜなんだろうと思っていたら、どうやら3年生のみ盛り髪okという暗黙のルールのようなものが存在する学校もあるようで、妙に納得してしまったことがありました。

やはり3年生は最後の体育祭ということもあり、ずっと盛り髪をやりたくて楽しみにしていたというお客様もいて、本当に皆さん素直で可愛くて、こちらもとても楽しくやらせて頂いています☺✨

体育祭の盛り髪ヘアの進化

体育祭に盛り髪をする文化が始まったのはいつからだったのか…ということを考えてみると、今のように頭にぬいぐるみやレース、風船などのパーツを乗せて派手になってきたのはここ5、6年くらいかなという感覚です。

それと同時にメガホンやうちわや扇子をデコったり、中には小さなフライパンでデコフライパンなど体育祭を盛り上げるものが年々進化していますね🎵

思い返してみると、私がかつて働いていた横浜のヘアセットサロンには13年ほど前にはすでに体育祭の盛り髪の高校生が来ていました。主に水商売のお客様が来るサロンだったのですが、そんな中で高校生が夜22時半や23時などの遅い時間に来てくれて、このまま寝ずに行くと聞いて若いなあ…元気だなぁと微笑ましく思っていたのです。

ですがその当時盛り髪をしに来るのは団長や副団長など応援団の一部であり、チームカラーのエクステを付けたりはありましたが、髪に付けるのもお花くらいの感じでした。

盛り髪も今とは少し感覚が違っていて、当時水商売のヘアセットで流行っていたスジ盛りやカールで散らした派手な盛り髪であり、あくまでも髪に逆毛を入れて大きく盛るというもので、さらに髪飾りでも装飾して盛るという概念はなかったのです。

その後徐々に応援団以外の学生さんも体育祭ヘアで来るようになり、だんだん飾りも派手になり…今のような風船やぬいぐるみ、レースなどをゴテゴテに飾るということが定着してきました。

これまでの体育祭ヘアの進化は、SNSの発達や高校生活の思い出を楽しく写真や記憶に残したいという特別な思いが作り上げたものなのかな…と推察しています。

どんなものも進化すればいずれ成熟期を迎えると言われていますが、体育祭の盛り髪ヘアはすでに文化として定着し、成熟期を迎えている印象です。

これから徐々に、ある程度の制限がある中での楽しみ方になっていくことが予想されます。実際に最近では体育祭に盛り髪自体が禁止になってしまった学校や、花や風船、レースなどの髪飾りが全面禁止あるいは開会式閉会式には外さないといけない学校も増えてきています。

他には安全性の為に、ヘアピン禁止でゴムのみokという規定がある学校もあったりして、徐々に流れも変わってきているのかなぁ…と思っていたところです。

当店は体育祭ヘアを提供する立場にはありますが、学校側の立場から考えると、確かに集団生活である以上ルールや生徒さんの安全を守ることは大切かと思いますし、そこは尊重しなければならないと考えています。

もちろんご本人の希望は大前提ですが、その他にもきちんと規定などを確認し、時流に合わせて校則に触れない範囲で可愛いヘアセット&素敵な思い出を作れるように工夫しています✨

相模原、相模大野、海老名、伊勢原、本厚木、など近隣の他にも横浜や川崎、都心方面からも高校生が来店&問い合わせがあります。ご本人ではなくお母様からの予約や問い合わせが来たこともあり、高校生の体育祭についての事情は把握しています。

ご希望やご相談を聞いて適切に対応しますので、お気軽にご相談下さい🎵

 

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