写真スタジオで七五三などの記念撮影をする際に、そのスタジオの広告やヘアメイク見本と同じようになると思っていると、肩透かしを食らいます。
多くのスタジオでは、広告や見本に見栄えのするモデルや芸能人を起用しており、時間をかけて撮影したものを掲載しています。
広告となればそれがスタジオのイメージとなるわけですから、ヘアメイクも普段以上に時間をかけて作り、当然クオリティーの高いものとなります。
つまりあなたが見ているその広告や見本は、ほぼ現実では難しいことの方が多いです。
実際はきちんと時間内で納めなくてはならないことや、安全性を考慮してコテなどの熱ものは一切使用しないスタジオもあります。
その状況で誰が作っても一定レベルのものを提供しようとすると、付け毛や装飾品を駆使し、決まったパターンのヘアメイクの中から選んで貰うことが効率的なので、当然広告と同じようにはいきません。
『うちはなんでも出来ます』
『プロのヘアメイクさんが何でもやってくれるので、相談してみて下さい』
このようなことを言うスタジオも多いですが、仕上がり時間の規定もありますし、実際は何でも出来るわけなどないんです。
それに作る人が変われば型も変わりますし、正直誰が担当するかの運にも左右されますが、綺麗に作られた広告やホームページの情報だけでは実態は分かりません…
実際のお客様の声や実績を日々更新しているお店であれば、作っているスタイルやお店の雰囲気も分かり一目瞭然です。
もし絶対に後悔したくないのであれば、モデルではなく本当に来店しているお客様の実例がたくさん出ていること。さらにそれが具体的であればあるほど再現性が高い証明であり、現実的です。
良い部分だけを見て期待値が上がってしまい、事実と違った場合の落胆ほど残念なことはありません。
それらを気を付けて見るだけで、後悔することは大幅に減るでしょう。
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