普段は自分にも子供にも凝ったヘアアレンジはしないけど、卒園式の為に髪型を練習している。
でも子供の髪の毛が細すぎてなかなかまとまらない。といてもといても絡まってどうしようもないし…
それにいつまでもじっとしててくれないので、全く上手くいかない!
元々不器用だし、やっぱり子供の細い髪の毛では可愛くアレンジするのは難しいのかな?
初めての卒園式なので可愛い髪型にしてあげたいのに…
このように、卒園式に向けて可愛くアレンジしてあげたいけど、なかなかうまくいかずに困っている方もいるのではないでしょうか?
確かに子供の髪質は大人とは違い、扱いにくいし慣れないと難しいと思います。じっと座っていることも難しいでしょうし、手早く終わらせなくてはならないですもんね。
でも大丈夫ですよ。髪が絡まりやすい。長くじっとしていられないお子様でも短時間で簡単に可愛くなれるヘアアレンジをお教えしますね。
お子様の細く絡まりやすい髪の毛を綺麗にまとめる為の下準備。
まずは髪の毛をブラッシングしましょう。とかしても絡まるのは髪の毛の根本からしっかりとかせていないということが考えられます。
いきなりガシッとおでこの生え際の根本から全体にブラシを入れると引っ掛かった場合頭皮が痛いし、きちんと全体がとかしきれないことが多いです。
まずは毛先からブラシを入れ、毛先→中間→根本の順番でゆっくり絡まりを取るイメージでしっかりとかしましょう。このときにコームのような華奢なブラシではなく、ブラッシングブラシを使うとやりやすいししっかりとかせます。
今回はダイソーの立体ブラシを使ってみました。これならわりとどこでも手に入りやすいのではないでしょうか?
スタイリング剤と注意点。
もし乾いた髪の毛だとやりにくい場合。霧吹きに水を入れて髪の毛を軽く濡らし、もう一度とかします。
デリケートな子供には水が一番安心ですが長い時間が経つと乾いてきます。
髪質によっては短い毛がパヤパヤと出て来る場合があるので、それぞれのお子様に合わせてスタイリング剤を選んで下さい。
もし水では物足りない。特に肌が弱いとかアレルギーもないけど何がいいのか分からないという場合は、マトメージュ(スティック状のワックス)のピンクがおすすめです。
こちらを髪に撫で付けて軽くブラッシングすると、髪の毛が扱いやすくなります。全体に付けなくてもまとまりにくい部分中心に軽く撫で付けるだけでも良いです。
地肌に直接付かないので安心なことと、シャンプーでも落としやすく香りもきつくないので周りの迷惑にもならないと思います。
マトメージュのグリーンもありますが、こちらは少し固めで独特の香りがしますし、正直お子様の細く絡まりやすい髪には向いてません。固すぎず香りも自然なピンクの方が使いやすいのではないでしょうか。
↑このタイプならわりとどこでも手に入りやすいと思います。
ちなみに私が今愛用しているのが、ウテナ マトメージュ まとめ髪スティック レギュラー ホワイトフローラルブーケの香りのタイプです。
こちらはさわやかな香りで質感も使いやすいです。今回はこちらを使いました。
幼稚園児のお子様に使っても『髪から良いにおいがするー!』と、喜ばれることが多いですし個人的にはこちらもおすすめです。
通常のピンクやグリーンのものに比べると取り扱いが少ないのですが、最近はマツキヨならわりとあるように思います。もし無ければ通常のピンクでも十分可能です。
今回は制服に合わせることも考慮し、七五三などのようにハードスプレーでかっちり固める必要はないかと思います。
多少髪の毛が出てきたとしても、それも子供らしさですし可愛いです。形はしっかり整っているけど自然な位が丁度良いのではないでしょうか。
もしも崩れやすいようであれば最後に軽くハードスプレーをしましょう。
その場合のポイントは、決して途中でハードスプレーを付けすぎないということです。
よくやりがちなのが、まとまらずに焦ってしまい途中でスプレーでまとめようとしてしまうことです。
それをしてしまうと、ただでさえ細く絡まりやすいお子様の髪が余計絡まり、収集が付かなくなってしまいます。
途中は融通が効く状態にして、ハードスプレーが必要な場合は仕上がった一番最後にするように気を付けて下さい(^-^)
具体的な方法。
真ん中でまっすぐ2つに髪の毛を分けます。指かコームの柄を使うとやりやすいと思います。
まず、絵本やお絵かき帳などを渡して、しばらくじっとしやすい環境を作り、そのすきに左右まっすぐに2つに分けて結びましょう。
このときのゴムは、シリコンゴムのように華奢なゴムではなく、良く伸びてしっかりしたヘアゴムが良いです。あなたのやりやすいもので大丈夫です。
今回は絵を描いて貰いました(^^)このように下を向いてしまいますが、全然問題ないしむしろやりやすくなります。
今回のお悩みは、お子様が動くし細い毛がうまくまとまらないということでした。一回で高い位置でまとめようとすると難しいので、重力に逆らわず下でまとめましょう。
だいたい子供が動く場合、下を向くか上を向くことが多くないでしょうか?まず5分以上まっすぐ前を向いてはいられないはずです。
上や下を向かれた場合、上の方でまとめようとするのは、ただでさえ生え癖でまとめにくいのに位置的にも更に難易度が上がります。
ここは諦めて下でまとめてみて下さい。上を向いても下を向いても、影響を受けにくい位置なので、格段にやりやすいはずです。
次にすぐ下の毛束をよくとかし、6センチ程度離した位置でシリコンゴムで結び、くるりんぱして、きゅっと左右に髪の毛を引っ張り抑えます。このときは止める力が弱めで融通が利きやすいシリコンゴムで良いです。
そして残った毛束をもう一度よくとかし、先程と同じ要領でくるりんぱしてシリコンゴムで止めます。
今回くらいの髪の長さであれば2度位のくるりんぱで良いですが、長さがある場合等はもう数回くるりんぱをした方が更に複雑に見えます。
指先で所々を細くつまんで崩すと、このようにおしゃれな感じになります。しかもこれなら多少崩れたりピンピン髪が出てきたとしても、それがかえっておしゃれに見えます。
引き出すときに、爪先で細くつまむのがコツです。太い束で引き出すとうまくいかないので気を付けて下さい。
規則が特に無い園でしたらリボンなど髪飾りを付けても可愛いと思いますが、普通のゴムでも十分可愛くなります。
卒園のおめでたい日が更に良い思い出になりますよう、陰ながら応援しております。
きっとお子様にもあなたが一生懸命やってくれたことは伝わると思いますし、とても嬉しいと思います。
是非頑張って可愛くアレンジしてあげて下さい🎵
それでも収集が付かない場合は、プロに頼む方法もあります。
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