着物を着ても老けないようにしたい!可愛すぎないけど若々しいヘアセットの考え方。

普段髪の毛をアレンジしないという場合にも、着物を着るとなるとやはりヘアセットが必要になりますよね。

ショートやボブのように、軽くブローしたままでシンプルにという以外は、アップスタイルにという人が大半です。

そんなときによくお客様から言われることが、可愛すぎるより大人っぽくシンプルな髪型の方が良いけど、老けてしまいそうで…

かといって、ゆるふわすぎたり可愛らしすぎるのは苦手だし、高めの位置でまとめるより低めでまとめる方が落ち着く。

せっかく着物だしいつもより華やかにしてみたいけど…

ご希望を伺っていると、このようなお話を聞くことがあります。

確かに着物というと、正統派で貫禄があるスタイルのイメージがあったりして、見る分には素敵だけど自分がやるとなると少し抵抗があるということもあると思います。

今日はそんなあなたに老けない髪型の考え方とおすすめなヘアセットをお伝えします。

髪型が老けて見える原因は、バランスと質感。

バランスに関しては着物でも洋服であっても考え方は同じで、後頭部から下方に重心が来ると落ち着いた感じになります。

逆にポニーテールのような上方に重心が来ると華やかで可愛らしくなる感じになります。

特に着物は柄も華やかな場合が多く、重厚感もあります。

それに合わせて髪型も重厚感がある方が正統派にまとまるということがあるのではないでしょうか?

又、質感に関しては面で艶のある感じにすると落ち着いた雰囲気になります。

このようにバランスと質感の要素が絡み合い、着物に合う髪型をするとどうも老ける…というふうになることがあります。

例えば、極妻の映画における岩下志麻や高島礼子、又は演歌歌手の藤あや子のような髪型を想像して頂くと分かりやすいかと思います。

後頭部から下方に重みがあり、面で艶のある正統派なスタイルと着物を合わせている場合が多いです。

着物とよく合い、とても素敵なのですがあれをそのままやろうとすると、どうしても貫禄が出てしまい老けたような印象になってしまいます。

かといって高めにまとめたりゆるふわで可愛すぎるのはどうもしっくり来ない。。

何か良い方法はないのかな?というあなたへ。

老けないのに可愛すぎず華やかなヘアセット参考例。

例えばこのようなセットはいかがでしょうか?白とゴールドの髪飾りが映える、落ち着いているのに華やかなスタイルです。

下でまとめたスタイルではありますが下に重心を落としすぎず、ある程度すっきりしたバランスであること。そして質感に軽く動きと立体感を持たせています。

又、両サイドにねじりを入れており、華やかでおしゃれな雰囲気になっています。

編み込みは可愛すぎてちょっと…でも華やかさも欲しいという場合は、ねじりを入れると良いです(^^)

ねじりは無難で調整がしやすいので、取り入れやすいかと思います。

こちらのお客様は成人の前撮り撮影のお客様ですのでまだ若いですが、基本的にどの年代でも考え方の基本は同じです。

着物に合う髪型にするとどうも老けるという場合は、バランスと質感に気を付けてみると良いと思います。

バランスの重心が極端に後頭部や下方に来ていないか?質感がきっちりしすぎていないか?

ということを確認してみて下さい。おそらくどこかでそのバランスが不自然なはずです。

少し重心を上に持ってきて、すっきりさせてみたり、質感に空気感を取り入れてみるなどをすると、気にならなくなります。

このように、着物の髪型であってもポイントに気を付けて似合うように仕上げれば老けるなどということはありません🎵

是非参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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