髪を切り過ぎてしまった時の対処法!ヘアアレンジで可愛く変身!

髪の毛を切りすぎて何もやる気が出ません。

髪を短く切り過ぎってしまった時の対処法はどうすればいいでしょうか?

おしゃれな髪型にして気分転換したかったのに、指定したのとは全く違う髪型になり。。

更に左右の長さも違うし、面長に見えるし、モヤモヤとした気分の悪さが続いている。

あまりのショックにしばらくは無気力状態になり、食欲もない。

仕事も何もかもやる気が出ない。家族や周りからは、たかが髪の毛くらいで大袈裟だと言われるけど、鏡を見るたびに涙が出てしまう。

なんとかできないかと、藁にもすがる思いでサプリメントや育毛剤も試したが、気休め程度にしかならない。

エクステをつけるお金を考えると伸びるまで我慢したほうがいいのかなと思うけど、伸びるまでは時間がかかるし今すぐなんとかできる方法ってないでしょうか?

このように髪を短く切ってしまった時のショックは本当に大きいですよね。

なかなかポジティブな気分に戻れないと思います。

でもご安心ください!

そんなあなたが、少しでも気持ちが上がるような髪を短く切り過ぎた時の対処法はあります。

【具体的対処法】


まず、短く切り過ぎてしまって何が嫌なのかをハッキリさせましょう。

あなたの髪の毛を短く切り過ぎてしまって、一番何が嫌だと感じていますか?

このウィッグの場合で見てみると、

1.思っていた髪の長さ以上に短くなっている

2.左右の長さが違う

3.短くなり過ぎて顔が面長に見える

この3つだと仮定します。

なので、この3つを最優先でカバーします。

こちらのウィッグは小顔で左右対称なのでパッと見てそうおかしな感じには見えません。それでも顔に対して全体的にボリュームが足りないしメリハリもなくおしゃれからは程遠くなってしまっています。ウィッグですらこんな状態です。実際の人だったなら相当厳しい状態ではないでしょうか?でも心配ありません。可愛いハーフアップを作っていきましょう。

【可愛いハーフアップの作り方】

まず最初にしっかりブラッシングしてからベースを作ります。熱を当てることにより、艶が出ますし髪の毛も扱いやすくなります。ハーフアップにするので、頭の半分だけに熱を当てるだけで良いです。全体に当てる必要はありません。必要のないことは省略し、効率的に最高の結果を目指します。

コテやアイロンは使うのが苦手だという場合は、軽くストレートアイロンで自然に熱を通すだけで構いません。その場合はこのように1のような状態になります。

もしコテやアイロンに慣れている。という場合は、頑張って動きのあるベースを作ってみましょう。これはストレートアイロンで波ウェーブを作っています。その場合はこちらの2のような状態になります。

今回はせっかくですので動きのある2のベースで作ってみますが1のベースであっても十分可愛くなります。もし2のベースをやってみたけど細かいところがどうも分からない、うまくいかない。という場合は無理をせず1のベースでやりましょう。

このようなヘアアレンジでありがちなのが、途中で分からなくなり諦めてしまうことです。諦めてしまったらいつまでも悩みは解決出来ないので、無理そうだな…と思ったら迷わず簡単な方を選びましょう。1のベースの場合も続きの工程は同じですので、以下を読み進めてみて下さい。

【ワックスでのスタイリングの仕方】

次に、熱を当てた部分にワックスを馴染ませます。ワックスをしっかり揉み込んだら、コームやブラシで毛流れに添って放射線状にとかしワックスを馴染ませます。この一手間で細かいるす毛もすくいやすくなり、崩れにくくなりますし何もしないときよりまとまりも良くなります。

もしもあなたの髪の毛の状態が、短い髪の毛がピンピン出てきてしまう。どうにもうまくまとまりそうにもない。という場合は、マトメージュ(スティック状のワックス)ではなく、普通のワックスを使いましょう。

今回はルシードエルボリュームエアリーワックスNを使っています。こちらはどこにでも手に入りやすく、無難な良い香りがします。女性だけではなく男性のお客様にも良い匂いですねと喜ばれたこともありますので、使いやすいのではないかと思います。

そしてある程度のセット力があります。固すぎず柔らかすぎずで、わりとどんな髪質でも無難に使えるのではないでしょうか。あなたがもし柔らかく細い髪質の場合は少し固めに感じるかもしれませんので、もし引っ掛かりが気になるようならもう少し柔らかめのワックスを使っても良いかと思います。

【ワックスの使用量】

今回のウィッグのような髪質は、日本人の一般的な毛質です。この長さと状態であればマスカット大の半分位のワックスを使います。これを基準に考え、それぞれの髪に合わせて使用量を決めて下さい。

もしもあなたの髪の毛がもっと細くて柔らかい。要は猫っ毛のような状態なら基準より少ないワックスで構いませんし、太くてハリがある。どうにもまとまりそうにもない。という状態なら、基準より多めのワックスを使いましょう。判断が付かない場合は、少なめでまずは付けることで失敗を防げます。まずは少な目のから、様子を見ながら徐々にワックスを足していきましょう。

又、ワックスを付ける前には必ず両手を擦り合わせて温め、ワックスが溶けて柔らかく馴染んでから髪に揉み込みましょう。これをせずに適当に馴染ませるだけでは、しっかりとした効果が出ません。細かいようですが、一つ一つの工程を丁寧に行うことで崩れにくく、まとまった可愛いヘアスタイルになります。

【具体的アレンジのやり方】

トップの部分の髪の毛の3分の1位の量を取り、毛流れを整えてピンでとめます。

こちら取る髪の毛の量を3分の1にした理由は短い髪の毛がピンピン出てきてしまう為、細かくとめた方がしっかりまとまるからです。

次に先ほどピンで止めたすぐ下の部分を、左右2つの毛束を取り、くるりんぱをします。こうすることで繋ぎ目が目立たなくなるのと同時に時間短縮が出来ます。ここまで出来上がるとあとは左右の残りの髪の毛を上げれば完成です。

最後に左右の髪の毛を上げる処理です。左、右と一気に上げてしまいたいところですが、髪が短く一回で上げると髪の毛がパラパラ落ちて崩れやすくなります。

この写真のように、1と2の2つに分けましょう。左サイドから処理します。まずは1のブロックから、1→2→3の順番に毛をすくいねじりながら進み、先ほどくるりんぱをしたゴムの下にピンで止めます。2のブロックも同じようにねじって進み、残りの右サイドも全く同じように仕上げます。

するとどうでしょう?おしゃれで可愛い髪型になりました。これなら切りすぎてしまったことが気にならないかと思います。

このようにヘアセットで大概のことは何とかなります。これをきっかけにして是非前向きにヘアアレンジを楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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